・思い出の地、信州へ。本と自然と星に満たされる、理想のセカンドライフ

かつて夢見た場所で、今、最高の暮らしを。日本の様々な地を経て、ご夫婦が終の棲家に選んだのは、思い出の詰まった信州。学生時代に歩いた山々を望む家で、自然と共に、趣味と共に、新しい毎日が始まります。

 

 

・青春の地へ、再び

「いつかは信州で」。それは、ご夫婦がご結婚された当初から、ずっと温めてきた夢でした。お客様と信州の縁は、学生時代にまで遡ります。信州大学に通い、この地の豊かな自然と文化に触れた日々。その思い出は、時を経ても色褪せることはありませんでした。

 

徳島にお住まいだったお客様。一時は大阪のマンションでの暮らしも考えましたが、年齢を重ねる中で「ゴミゴミした場所よりも、結婚当初から話していた松本がいいのではないか」という想いが強くなります。移住への最後のひと押しとなったのは、現代の住宅性能の進化でした。「長野の冬は寒い」というかつての懸念も、高い断熱性能を持つ今の家なら乗り越えられる。そう確信し、ご夫婦の夢は、具体的な計画へと変わっていきました。

 

 

・理想と予算の合致、そして「縁」

本格的に動き出した家づくり。土地を探す中で出会ったのが、私たちのグループ会社、東邦商事が保有する分譲地でした。もちろん、他の住宅会社とも比較検討を重ねられました。その中で東邦建工を選んでいただけた決め手は、「予算内で、自分たちの理想の暮らしが実現できる」と感じていただけたことでした。

 

徳島と長野。遠く離れた場所からの家づくりでしたが、打ち合わせの半分以上はZoomを活用。物理的な距離を感じさせない密なコミュニケーションで、一つひとつ、理想の形をお客様とともに創り上げていきました。

 

 

・“好き”と“憧れ”を詰め込んだ、光あふれる住まい

 

お客様のこだわりが、この家の随所に息づいています。

 

 

東側のFIX窓 – 思い出の山々を望む特等席

特にこだわったのは、家の東側の景色です。大きなFIX窓の向こうに広がるのは、学生時代、重い荷物を背負って歩いたり走ったりした思い出の山々。「あの頃の自分」と「今の自分」が、この窓を通して繋がります。

 

 

吹き抜けと空中回廊 – 光と家族が巡る場所

開放的な吹き抜けは、家全体を明るい光で満たします。さらに空中回廊を設けたことで、空間に心地よい繋がりが生まれました。南面の窓からは、夏の花火も見えたそうで、思いがけない喜びも。

 

 

「本の家」- 知的好奇心を満たす収納力

たくさんの本をお持ちだったお客様。各所に本棚を設け、圧倒的な収納力を確保しました。棚に飾られた本の背表紙を眺めることで、一度読んだ本の内容を思い出す。それは、日々の暮らしに溶け込んだ、素晴らしい勉強法なのだそうです。

 

 

ステンドグラス – 幼い頃からの憧れを

寝室とサンルームには、美しいステンドグラスが。「子供の頃からの憧れだった」という想いを、この家で叶えました。優しい光が、日々の暮らしに彩りを添えます。

 

 

・自然と共に生きる、新しい暮らし

こちらはお客様が撮影されたお写真です。

定年を機に叶えた、松本への移住。それは、単なる場所の移動ではなく、生活そのものの大きな変化でした。星の写真を撮るのが趣味だというお客様。以前の暮らしでは考えられなかった、「自宅で満天の星を撮影する」という贅沢な時間を手に入れました。

 

 

こちらもお客様が撮影されたお写真。

登山に出かけたり、心揺さぶる風景を写真に収めたり。信州の雄大な自然に抱かれ、心豊かな毎日を送られています。「いつかは」と胸に秘めていた未来を、最高の形で実現されたお客様。その大切な未来の暮らしに、東邦建工が携われたことを、心から誇りに思います。