【社長がゆく!vol.2】長野県産材を使う企業間連携協議へ | 長野・松本・上田で注文住宅を建てる 東邦建工

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【社長がゆく!vol.2】長野県産材を使う企業間連携協議へ

私たち東邦建工、

 

木材加工を手がけていただいている株式会社山二様、

 

そして木材を供給いただいている北相木村による三者連携協議に代表取締役社長の増子桂介が出席いたしました。

 

この取り組みの目的は、地域資源の持続可能な循環を創り出すこと。具体的には、「北相木村で育ったカラマツを、山二様にプレカット加工していただき、その木材を東邦建工が建てる家に使用する。そして、三者が協力して毎年カラマツの植樹を行い、豊かな森を未来へ繋いでいく」という計画です。

 

 

未来への想いを繋ぐ、寄付金贈呈

協議は、先日行われた植樹祭の活動を引き継ぐ形で始まりました。当社の役員が参加し、700本ものカラマツの苗木を植えたこの活動は、今回の連携の始まりを象徴するものです。まず当社の代表取締役社長 増子桂介より、この苗木のための寄付金を北相木村の村長様へお渡ししました。

 

続いて、株式会社山二の代表取締役社長 宮野尾宏様からも寄付金が贈呈され、三者の固い結束が示されました。

 

この温かい志に応えるように、北相木村 村長様から素敵な記念品が贈られました。村のカラマツを使って作られた「キノハナ」です。

 

こちらは花も全てカラマツで出来ているんです。木箱の部分には東邦建工のロゴが刻まれており、この連携が形になった証として、今後大切に当社のモデルハウスに飾らせていただきます。

 

 

活発な議論で描く、カラマツの未来

その後は三者の代表者がテーブルを囲み、未来に向けた意見交換会が行われました。「この素晴らしいカラマツの価値を、どのようにお客様へ伝えていくか」「構造材だけでなく、お客様へお引渡しのプレゼントに活用する展開はできないか」

 

それぞれの専門分野から具体的なアイデアが次々と飛び出し、会場は楽しい空気に包まれました。立場は違えど、「地域の木材を活かしてお客様に喜んでいただきたい」という共通の想いが、議論をさらに活性化させます。

 

この活発な対話こそが、連携を成功に導く原動力となっていくことを感じました。

 

 

木が「家の骨格」へと変わる瞬間

協議会の後、一行は株式会社山二様のプレカット工場へと向かいました。広大な工場に足を踏み入れると、木の香りと最新鋭の機械が稼働するダイナミックな音が迎えてくれます。

 

そこで私たちの目に飛び込んできたのは、まさにこれから東邦建工の建築現場へ届けられる、加工された北相木村産カラマツの木材でした。北相木村の山で育った一本の木が、ここで精密に加工され、お客様が住まう「我が家」の骨格となっていく。その壮大なプロセスの⼀端に触れることができました。

 

工場内では、木材がコンピュータ制御によってミリ単位の精度で加工されていく様子を見学。増子社長をはじめ、参加者一同はその技術を実際に見学させていただきました。

 

一本の木が家の部材へと生まれ変わるプロセスを目の当たりにすることは、私たち作り手にとって非常に貴重な経験です。普段は見ることのない工程を知ることで、住宅への理解が格段に深まります。「この部材がお客様の暮らしを支えるのだ」という実感を伴い、日々の施工をより丁寧に、そして一棟一棟をさらに大切に想う心へと繋がっていくように感じました。

 

木を植え、育て、家をつくり、そしてまた未来のために木を植える。この度の三者連携協議は、この美しい循環を確かなものにするための、力強いキックオフとなりました。東邦建工は、この素晴らしい地域の資源を活かし、お客様にさらなる価値を提供できるよう、これからも邁進してまいります。

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