【社長がゆく!vol.1】緑豊かな未来へ、植樹祭に参加しました。
東邦建工 代表取締役社長 増子桂介が、東邦建工役員、パートナー企業の山二の皆様とともに、新緑が目にまぶしい北相木村で開催された植樹祭へ参加しました。
東邦建工は、お客様の大切な住まいに使う木材のほぼ全てを、国産材、信州の長野県産材でまかなっています。私たちのブランドコンセプトは「つくるのは家族の未来」。その「未来」に、美しい緑を残したい。そんな想いから、カラマツの苗木を寄付し、役員自らの手で植樹活動に参加しました。
未来の森林をつくる、はじめの一歩
森や林は、ただそこにあれば良いというものではありません。「伐って、使って、植える」というサイクルを繰り返すことが、森を健康に保ち、CO2を吸収する力を高め、ひいては環境全体にとって良い循環を生み出します。
今回の植樹祭は、まさにそのための活動。地元・北相木村の皆様、元気な子供たちとともに、総勢約50名で力を合わせ、700本のカラマツの苗木を植えていきます。
作業は、まず苗を植えるための穴掘りから。地面の中には木の根がに張っており、これが想像以上に手強い作業です。クワにぐっと力を込め、一つの穴を掘り進めます。
次に、カラマツの苗をそっと植えます。ここで大切なのは、「真っすぐ」植えること。苗が曲がっていると、育った木も曲がってしまいます。一本一本丁寧に、なるべく垂直になるよう調整します。
そして、土を被せたら、足で力いっぱい踏み固めます。少し引っ張ってみても抜けないくらい、しっかりと。こうしないと、風雨で倒れてしまうのです。
最後に、後日の草刈り作業で誤って刈られてしまわないよう、目印となるピンクのリボンを結んで、一本の植樹が完了です。
最初は快調なペースで進んでいましたが、この一連の作業の繰り返しは、見た目以上にハードな肉体労働。みんなで額に汗して土と向き合いました。
子供たちと楽しく話しながら、すべての苗木を植えました。この日植えられたカラマツが、家を建てる木材として使えるまでに成長するのは、なんと60年後の未来だそうです。自分たちがいなくなった後の未来、一緒に働いた子供達やその次の世代に何かを残せるというのは、感慨深いものがあります。
5年前に植樹された場所も見学。子供の背丈ほどに育った木々が力強く育っている姿を見て、継続することの大切さを改めて感じる機会となりました。
そして、作業後には最高のご褒美が待っていました。地元の方が用意してくださった、おにぎりと、具沢山の温かい豚汁です。
汗を流した後のこの味は、体に染み渡る格別なものとなりました。
その後、北相木村役場を拝見。この役場は、建材にカラマツがふんだんに使われており、村全体で林業を盛り上げようという気概が伝わってきました。
木の温もりを活かしながらも、モダンでお洒落な空間は、東邦建工の家づくりのインテリアにも活かせたり、お客様の満足度アップにも何かできそうだと会話が広がりました。
60年後の未来に、緑豊かな森を残す。地域の方々と心を通わせ、パートナー企業様とより強固な絆を育む。東邦建工は、これからも「つくるのは家族の未来」という言葉を胸に、家づくりはもちろん、こうした活動を通じて、信州の豊かな自然と未来に貢献していきます。